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ケータイ族と両刀族 -その実態とコマース動向-(2007)

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ケータイ族と両刀族 -その実態とコマース動向-(2007)
発行:2007/9/25 A4版カラー163ページ
pdf版(ISBN978-4-903779-02-7) 価格価格49,200円(税込み:54,120円)
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近年,PCをほとんど使わずケータイで全てをこなす「ケータイ族」の存在に注目が集まりつつある.一方で,ケータイもPCも両方使いこなしている人々(両刀族),さらに,ケータイを道具的に利用するもののPCを主な情報源としている人々もいる(PC族).彼らのパーソナリティやライフスタイルはどのようなものであろうか,そして彼らのコマース行動にはどのような違いがあるのだろうか?携帯電話がいまや通信機器の枠を超え,PCとも一線を画する新しい情報端末”ケータイ”として進化を遂げつつある中,今後のマーケティングには,これら異なる性質を持つ人々の,

パーソナリティ・ライフスタイル
コミュニケーション傾向
情報伝播力
コマース行動の特徴
を十分に見極め,それぞれに合った戦略を立てることが重要である.これまで,明らかにされなかった各族の特質とコマースとの関連を明らかにした待望の調査レポートである.

主な内容および特徴
約3万人のモバイルリサーチモニタから,ケータイ族・両刀族・PC族を抽出し,モバイルアンケートを実施.それぞれの回答の比較分析により,各族の特徴を浮き彫りにする.

パーソナリティ・ライフスタイル

人々はなぜ,自らケータイ族・両刀族・PC族となっていくのか?ケータイとPC,この2つの情報インフラの選択は,実は利用者のパーソナリティと強い関係があった.彼らのパーソナリティ特性やライフスタイルを描くと共に,情報インフラの選択との関係を明らかにする.

コマース行動分析

ケータイ(モバイルショッピング)およびPCでのネットショッピングの現状と共に,衝動買い傾向やこだわり購買傾向,買い物前の情報チェック,買い物後の情報シェアなど,各族のコマース行動の特徴を,モバイルコマースを中心に分析する.

マーケティング戦略

ケータイ族・両刀族を対象とした今後のマーケティング戦略を提案する.

メール文の分析

アンケート回答者に特定の場面を想定したメール文を作成してもらい,その分析を行った.通常のアンケート回答傾向とは一味異なる生の情報が得られる.絵文字や顔文字も含む生のメール文も掲載.

シナリオ

本書のエッセンスをイラストつきのシナリオ形式で紹介.ケータイ族・両刀族の特徴とマーケティング戦略のポイントが短時間でわかる.忙しいステークホルダーへの説明にも最適.

………人間には感情と理性という全く性質の異なる情報系が共存しており、それらがなんらかのバランスを保っている。そのバランスの仕方は人それぞれであるが、感情を優先する、逆に理性的な思考を優先するといった偏りがある。その偏りの傾向を感情-理性という軸で表す。また、人によって、ものごとに向かうエネルギーの大きさが異なる。この特質は、多くの場合、対象を限定せずに、何にでも向かうものである。今回得られたデータをみると、この特質が様々な挙動の奥にあり、大きな影響を与えていると考えられる。「感情」に関係するのは、直感的・衝動買い・感情文字使用などであり、「理性」に関係するのは、事前調査などである。「積極的-消極的」については、活動の多様性・量が対応する。

ケータイ族は、感情を重視する。面倒な情報を自ら取りにいったりはしない。人との議論などは好まず、広く浅い人間関係の中で、心地よく暮らそうとする傾向がみられる。一方、PC族は、感情には重きをおかず、はっきりとした情報を大切に行動している。また、全体的に活動が低調であり、かなり消極的と言える。両刀族は、感情と理性の両方の特質を持ち、かつ積極性が高い。情報リテラシも高く、自分に自信がある。これらの特徴は、互いに強めあう方向に働いているようにもみえる。………

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